なぜだか。ふと、怖くなった。
当たり前ってやっぱりこわいもので。
飲食店をやっていると、それを感じることがあると同時に、それが見えなくなったりする。
なにげない
『ちょっと、料理くるのまだ、おそいよー』とか
なかには
『こっちは、かね払ってんだぞ』みたいな人も
まだまだ無数にいるでしょう。
でも、ここにこそ。
立ち止まって感じ取るべきものがある。
いつしか、
わたしたちは、【餓え】を忘れて
お金を払えば、食べ物が魔法のようにでてくるような世界に生きられるようになった。
その魔法のようにというのがくせもので
実は、それが
パワハラにもわたしはすり変わると想っている。
ものすごく危険。ものすごく恐怖を感じた。
だって
『お金払えば食べれるんでしょ?』っていうのは
もう
感謝と暴力の境界がないものだから。
一瞬で感謝になる。一瞬で暴力になる。
これ、ものすごい怖いと想った。
わたしは、食事が暴力になるくらいなら
食事を諦める。
わたしはとてもじゃないけど
グルメコメンテーターになんてなれそうもない苦笑